2013年12月9日
♪ウィーン楽友協会!!
みなさま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
前回の更新からなんと早3カ月が経とうとしていたことにびっくりしています!
遅くなってしまい、申し訳ありません。
こちらはすっかり真冬。雪やひょうの降る寒い冬がやってきました。
でもクリスマス市もきれいで、秋とともに大好きな季節です。
今年のウィーン市庁舎前のクリスマス市にて
クリスマス目前にして、街は人でにぎわい、皆プレゼントの準備に忙しそうです。
そんな中、クリスマス休暇前はいつも大学がなかなか忙しく、
ゆっくりと楽しむ時間が取れないのですが、それは休暇に入ってからじっくりと…と思っています♪
9月からの3カ月間は、とても充実していて、あっという間でした。
10月に冬学期が始まり、ウィーン生活5年目、大学院生としての生活がスタートしました!
授業も、ほとんど実習や、発表形式のものや…数は少なくなりましたが、
ひとつひとつの割合が大きく、学ぶことが多いです。
また、色々と伴奏もしていて、人と一緒に演奏することからも多くを学んでいます。
勉強の合間を縫って、オペラや演奏会にも積極的に足を運んでいます。
オペラでは大好きなシュトラウスの「ばらの騎士」を始め、ドニゼッティ「連隊の娘」や
モーツァルト「魔笛」も新演出で面白かったです。
立ち見からの風景@ウィーン国立歌劇場
コンサートは、コンツェルトハウス100歳のお誕生日にちなんだ無料のコンサートや
リーダーアーベント
それに、この前のウィーンフィルの定期演奏会は最高でした!!
そんなウィーンフィルの本拠地であるウィーン楽友協会にて、
先日11月26日にAevos Trioデビュー演奏会をさせていただきました!
ホールは地下にあるグレーザナーザールという別のホールでしたが、ウィーン楽友協会の主催で、
young musicians ツィクルスに選ばれて
演奏させていただくという、本当に貴重な機会でした!
寒空のウィーン楽友協会
当日は、雪の降る寒い日でしたが、思いがけず満員に近いお客様にいらしていただき、感激でした!
ウィーンゆかりのハイドン、ブラームス、そして後半はショスタコーヴィチとアルメニアの作曲家ババジャニアン。
色とりどりのプログラムで、一夜の演奏会を3人で
させていただけたことは、幸せなことでした!
演奏会に向けて音楽作りをしていく時間も充実した、濃いものでした。
ホールはここ。
演奏後の様子。たくさんブラボーをいただきました!
終演後、舞台裏でパシャリ。
今年の演奏会はこれが最後でした!
本当に、たくさんの方にお世話になり、感謝でいっぱいです。
これからも、一歩一歩、がんばっていきたいです。
今年も残すところ20日ほど。
来年年始はこのトリオでイタリアでの音楽祭出演からスタートいたします。
皆様、お風邪等お気をつけて…少し早いですが、良いお年をお迎えくださいませ。
2013年9月17日
♪いつの間にか秋へ…
みなさま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
ちょうどこの留学記を書いている今、台風のニュースが流れていて心配です。
お出かけの方はお気をつけくださいね。
こちらもすでに秋、街ゆく人のファッションが一気に変わってきました。
こちらの秋は短く、あっという間に冬になってしまうのですが、私は秋が
なんとなく好きなのです。
いきなり空が暗くなるのはちょっと…なのですが。
芸術の秋、はたまた食欲の秋…こちらにはちょっと気をつけつつ、ですね(笑)
さて、前回の記事では、日本での夏のご報告をさせていただきました。
こちらでは、もうすぐ新学期が始まるのですが、
その前にオーストリアでの夏の
活動のご報告をいたします♪
8月の下旬に10日間ほど、ヴァイオリンの講習会の公式伴奏者として、
ウィーンから電車で2時間半ほどのシュタイヤーマルク州にあるSt.Wolfgang-Kienberg
という山奥に行ってまいりました。自分の講習会ではなく、というのは初めて
でしたが、
大学でお世話になっていて、尊敬しているシューマイヤー先生
(アルティスカルテット第一ヴァイオリン奏者)
のレッスンに毎日同行できるという
私にとっても贅沢で勉強になる日々でした!
こんな場所です!
オーストリア人の別荘地らしいのですが、なにしろ人がほとんどいない、
スーパーも町を降りて車で40分行かないとない、街灯もほとんどない…という
まさに音楽に集中できる環境で、外国人ももちろんいなかったのですが、
町ですれ違う人はみんな挨拶を交わす、気持ちのいい空間でした!
お天気がなかなかご機嫌斜めで、晴れた日が最初と最後の2日間くらいで、
山ということもあり、本当に寒―い日々でした!
こちらが町の案内板に貼ってあった講習会のチラシ。
講習会会場。
参加者はロンドンっ子やパリっ子、フィンランドなど様々で
共通語は英語!(>_<)
最初は不安でしたが、やっぱり音楽は
世界共通語ですね!
どんどん打ち解けて、とても仲良くなれました。
私は伴奏者という立場でしたが、年齢も参加者と近いので、
レッスン以外でも、ごはんはもちろんみな一緒に(まさに合宿!)、
先生や先生のご家族とともにハイキングに行ったり、子守りしたり、
また嵐のような日には、一緒に映画を観たり、ゲームしたり(笑)
様々な文化も知ることが出来ました!
講習会中には教会でのミサもあり、参加者の一人がミサで弾きました。
小さな可愛い教会で、ミサの参加者も5人くらいしかいなくて、
どんなに小さな町でも
こうやって行われているものなんだと、改めて感じたのでした。
最終日には修了コンサートがありましたが、
それまで町中で人にあまり会わなかったはずが、
会場から溢れんばかりのお客様がいらしてくださったのです!
市長さんもいらしてくださり、本当にあたたかいコンサート
となりました!
あぁ、演奏して幸せだなと思わされた、
たくさんの笑顔があふれる最終日でした。
この10日間は今年の夏の思い出のひとつです♪
さて、今はウィーンに落ち着き、大急ぎで?新学期の準備中です。
演奏会も始まり、楽しみでもあります!
また刺激を受けつつ、気持ちを新たにがんばっていきたいと思います。
次回の更新をお楽しみに…♪
2013年8月14日
♪真夏の日本、そして涼しいウィーン
みなさま、連日猛暑日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
私は、あっという間の1カ月の日本滞在を終え、ウィーンに戻ってまいりました。
ウィーンも先週は過去最高の39.5度を記録したそうなのですが(冷房なしです。。)
いざ戻ってきたら、とても涼しくて快適です…!!
このまま秋に突入なのでしょうか?!嬉しいような寂しいような…です。
さて、日本では今回も素敵なお客様に囲まれて、色々と演奏させていただきました♪
この場をお借りして、改めて皆様に感謝申し上げます。
ショパンでの演奏に始まり、版画美術館(あの空間で弾ける喜びと言ったら!)、
こもれびホール(中学生以来で感無量でした!)、そしてヴァイオリン伴奏で
高松に行き、
うどんで元気を出して(笑)、ずっと弾きたかったフランクに挑戦し、
東京でも同じプログラムでクラシックにジャズに…と演奏いたしました。
連日コンサートに足をお運びくださった方もたくさんいらして、
心強く、また心温まる想いでした。
改めて、もっとがんばろう!と気が引き締まる思いです。
少しずつ、お写真。…のつもりが、また撮るのを忘れてしまったり、ブレていたりで本当に少しです。。
ゴメンナサイ。。
ショパンにて、ウィーンで初購入のドレスで。カメラマン内海さんが撮ってくださいました。
版画美術館にてリハーサル中。大好きなウィーンの名器ベーゼンドルファーでの演奏です。
こちらは本番。カメラマン佛田さん。
版画美術館では、利根山光人さんの奥様にもお会いすることができ、感激でした。
たくさんの絵にインスピレーションを受け、もっともっと美術館に足を運びたいと
思いました。
これから時間の許す限り、たくさんの芸術に触れていきたいです♪
今回は足早にウィーンへ戻って来たのですが、これから講習会など、夏ならではの
行事?がたくさん待っています!
じっくり自分と向き合って、この夏を過ごすつもりです。
その前に、オーストリアならではのお写真を。
日本に戻る前に、少し息抜きに訪れたハルシュタット。
ちょっと曇っていたけど、初のハルシュタットは感動でした。
その後寄り道したグムンデンという街が、素敵で思わず長居してしまいました!
グムンデン焼という陶器で有名なのですが、訪れる人は多くはありません。
ちょっと穴場で、かなりおススメな街です。
グムンデン焼の工場。
湖畔でのお食事はもちろん名物のお魚料理!そして右の老夫婦に注目!素敵ですね♪
お食事中に大雨が降り、その後に出た虹に感激!心が洗われました♪
実は、日本からウィーンに戻る時も、飛行機からとっても大きな虹を何度も見たのです!
窓が光っているのかな?!と思ったのですが、同じ時間にウィーンの地上から
虹を見た方がたくさんいらしたみたい。
初めて飛行機から大きくて美しい虹を見て、
またやる気が出てまいりました♪
だいぶ早いですが、次回のショパン公演は、3月30日を予定しております。
それまでにまた少しでも成長できますよう…みなさまにお会いできることを楽しみにしております。
まだまだ暑さは続きそうですが、夏バテ対策をしっかりなさってくださいね!
2013年6月30日
♪夏休み!
皆様、こんにちは!いかがお過ごしでしょうか?
私は充実の夏学期を無事に終え、夏休みに入りました!
こちらは、不思議な天候の日々です…先週35度くらいになり、夏到来!と
思いきや、今週は13度。
先日の洪水の影響もあり、しぶとい蚊が大量発生し、
対策に追われております。
ひとつ前の日記に書いたお箏とのコンサートの後は、学校での試験や、
ライフワークのひとつになりつつある
ピアノトリオ”Aevos Trio”の演奏会や歌の伴奏など
なかなかハードな日々でした。
でも改めて、留学生活も4年経ち、こうやってウィーンやヨーロッパ各地で演奏する機会が
ある幸せを感じています。
気を引き締め直して、これからもがんばっていきたいです!
いつも写真を撮り忘れるので、写真がほとんどないのですが、5月下旬の演奏会から。
以前ショパンでの演奏会にゲスト出演してくれた東あかりちゃんのコンサートの伴奏でした。
ますますパワーアップのあかりちゃん。また日本でも一緒に演奏出来たらいいなぁ。
さて、7月中旬以降、ピアノカフェショパンでのコンサートを皮切りに、
日本でいくつか演奏会があります♪
ここでお知らせをさせていただきたいと思います。
♪7月14日(日)13時・18時 2回公演
山口友由実ピアノコンサート vol.13 "オーストリアをめぐる秘曲"
会場:ピアノカフェショパン チケット2,000円
恒例のコンサートも13回目。
この春にお箏とのヨーロッパツアー
に同行させていただいて、
このテーマで行きたい!と思いました。
お話にも力を入れて、楽しんでいただけたらと思っています。
♪7月15日(月・祝) 13時・15時
シリーズ<現代の作家> 反骨の画家 利根山光人展
プロムナード・コンサート
会場:町田市立国際版画美術館 入場無料
大好きな美術館でのコンサート。
なんとウィーンの名器ベーゼンドルファーが
あり、4年ぶりの演奏が今から楽しみです。
利根山光人が影響を
受けたドンキホーテにちなんだ曲も演奏します。
♪7月17日(水)11時45分
こもれびロビーコンサートvol.2 山口友由実
会場:こもれびホール(西東京市)入場無料
こちらも、なんと中学生ぶりに演奏させていただきます。
ウィーンのお話も交えながらの45分間です。
7月末からは、友人のヴァイオリニスト地行美穂さんとの共演です。
♪7月26日(金)18時半
ふるさとコンサート アルファあなぶきホール (高松)
♪7月27日(土)16時
Picturesque 〜音の風景〜高松公演
高松レッツホール
♪8月2日(金)19時
Picturesque 〜音の風景〜東京公演
ムジカーザ(代々木)
大学、大学院時代の友人、美穂ちゃんとは、4年ぶりの共演。
クラシックに限らず、ジャズや、編曲作曲もこなす彼女の
魅力が詰まったコンサートになることと思います。
いつかは弾きたいと思っていたフランクのソナタも演奏します!
讃岐うどんが今から楽しみです!(笑)
たくさんのお客様にいらしていただけたらと願っております。
さて、今回の帰国も近づいていますが、演奏会の準備をしながら、少し夏休みも満喫して…
みなさまにお会いできることを楽しみにしております♪
2013年5月7日
♪初のコンサートツアー!
皆様、こんにちは!
ご無沙汰してしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?
こちらは新緑がまぶしく、色とりどりの花が咲き、気持ちのいい季節となりました。
日本はちょうどGWでしたね。
そんな中、4月半ばから約2週間にわたり箏曲演奏家の山路みほさんと
計4カ国6公演、私にとってはじめての「コンサートツアー」にて
共演させていただくという、とても素敵な機会を頂きました!
少しずつですが、ご報告させていただきます。
山路さんは、文化庁文化交流使として、現在モスクワ音楽院で
ご指導されている素晴らしい箏曲演奏家でいらして、
共演させていただけるだけで光栄だったのですが、
お人柄も本当に素敵で、初めてお会いした時からオーラがひと際
違っていました!
そんな山路さんのツアーの一部で、共演が実現したのでした。
第1公演目は、スロベニアの首都リュブリャーナにて。
落ち着いていて、静かに川の流れる、可愛い街で、とても好きになりました。
このツアーでは「箏とピアノのコンサート」ということで、
各々のソロと、珍しい箏とピアノのデュオを披露。
このツアーのために書き下ろされた新曲もあり、私自身ワクワクでした。
おかげさまで満員御礼で素晴らしい幕開けとなりました!
コンサートの様子は、こちらからご覧になれます。
http://www.si.emb-japan.go.jp/website_jp/event_2013.html
2,3,4公演目は、地元?とも言えるウィーン近郊にて。
3日連続のコンサートでしたが、それぞれ会場の響きも全く違い、
その響きを聴いて曲をつくり上げるのがとても面白かったです!
皆様やはりお箏に興味津々で、終演後もお箏の周りには人がたくさん!
振袖姿の山路さんに皆様うっとりでした。
ウィーン近郊のフニアーディ城にて。素敵なお城でした!
カウフマンシャフトという素晴らしい老人ホームにて
5公演目は、スロバキアの首都ブラチスラバ。ウィーンからも1時間のご近所さんです。
こちらでは、ヴァイオリニストのアレキサンダー・ヤブロコフさんもご一緒。
スロバキア芸術大学のホールでの演奏でしたが、なんと観客全員の
スタンディングオベーションを頂き、感激でした。
こちらもお写真をご覧になれます!
http://www.sk.emb-japan.go.jp/files/mihoyamaji2013jp.pdf
アンコールにて
終演後、街中でポスターを見つけパシャリ。
最終公演は、ハンガリーの首都ブダペストでした!
こちらでは、素敵なサロンにて演奏。
会場いっぱいのお客様に囲まれ、盛況のうちに幕を閉じることが出来ました!
演奏風景はないのですが…こんな素敵な会場でした!
改めて、このツアーをまとめてくださった方、各公演でお世話になった皆様に感謝です!
各地でのあたたかいおもてなしとお心配りと…素晴らしいオーガナイズに感動でした。
そして…ちゃっかり各地のおいしいものを頂き、お腹も心も満たされました♪
何より、山路さんと共演させて頂いて、たくさんの貴重なものを得ることが出来ました!
山路さんの演奏家としての姿勢、タフさ、周囲へのお心遣い…
私もますます精進いたします!
ヨーロッパで勉強しながら、こうやって演奏させていただけることは
本当に大きな励みです。
この貴重な経験をこれからに生かしていきたいと思っています。
さぁ、いよいよ夏がやってきます!
ヨーロッパの春はあっという間で、すでに初夏の陽気です。
気持ちのいいお日さまに、エネルギーをもらって、過ごしたいと思っています!
日本での夏のコンサートなど、次回にお知らせさせていただきますね。
日本も暑くなる頃でしょうか。どうぞお体にお気をつけくださいね。
2013年3月11日
♪盛りだくさんの帰国
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私はウィーンに戻って一週間が経とうとしています。
思ったより春らしい陽気で、ホッとしていましたが、今週は
また冬に逆戻りだそうです。
まずはじめに…今この留学記を書きながら、震災から2年が経ったのだと思い返しています。
まだ避難されている方も多く、復興に向けてますますの支援が急務なのだと
改めて感じています。
ウィーンでもチャリティーコンサートをはじめ数々の支援への催しがなされています。
私も微力ながら、来週演奏させていただきます。
日本から離れていても、出来ることをしていきたい、と感じています。
さて、2月の一時帰国は本当に濃い時間で、貴重な経験をたくさんさせていただきました。
まず、2月3日和光大学ポプリホール鶴川にて、オープニングコンサートシリーズのひとつ
として、リサイタルをさせていただきました。
嬉しいことに完売で、当日は300人ものお客様の前で演奏させて頂き、感慨深い一日でした。
なかなか玄人好みのプログラムだったと思うのですが、特にスクリャービンでは30分の大曲を
みなさまが息をのんで聴いてくださり
私もとても集中していました。
地元でこのような機会を頂けて、本当に幸せ者だと思っております。
お客様、関係者のみなさま、友人、家族…本当にありがとうございました。
これからももっと自分の音楽を追求して励みたいと思っております。
カメラマン内海さんにとっていただいた一枚です。
自分では撮れないので、とっても貴重!ありがとうございます。
プログラムと「大入り」袋!そして、開館記念のしおりです。どれも宝物!
そして、2週間後には、熊本へ!
ショパンのオーナー岡さんと熊本の濱田さんとのご縁で実現した演奏会でした。
まず宇土市にて、サロンコンサートをさせていただいたのですが、
宇土のみなさまのあたたかさに触れ、感激感激の一日でした。
初めて訪れましたが、一瞬で大好きになってしまいました。
最後には、周りに集まってもらって、近くで見て聴いて楽しんでいただきました♪
宇土名物の和太鼓。収蔵館にて体験中。響きがたまらない!
そして次の日は、美里町へ。
スタインウェイのフルコンのある素晴らしいホールにて演奏させて頂きました。
熊本のみなさまの優しさに感動のあまり、最後は即興で「熊本ありがとう」の曲を…。
素晴らしい2日間でした!
美里町文化交流センター「ひびき」にて。
熊本のみなさま、ありがとうございました!またぜひ伺いたいです!
そして、帰国最後の演奏会は、以前にもお伺いしている相原小学校へ。
今回は3,4年生対象でしたが、みんなビシっと体育座りで静かに聴いてくれました。
前回訪れた時は5,6年生だったのですが、廊下で「あ!思い出した―!」と言ってくれたのも
なんだか嬉しかったです(笑)
音楽を通して、そして音楽を通した素敵な出会いを通して、
私は貴重なことをたくさん学ばせていただいている気がします。
ひとつひとつがかけがえのないものです。
これからも大切にしていきたいと思っています。
ウィーンでも早速夏学期が始まっています。
学校と、演奏活動と…慌ただしい日々になりそうですが、
またその様子は次回書かせて頂きます♪
最後に先週のベルヴェデーレの丘から一枚。
それでは、季節の変わり目、みなさまお体には気をつけてお過ごしください。
2013年1月16日
♪あけましておめでとうございます!
新年、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
新年のご挨拶をしようと思いながら、こんなにも遅れてしまい申し訳ありません。
遅ればせながら…あけましておめでとうございます。
昨年も、ショパンや、その他の演奏会にいらしていただいた方、この留学記を読んでくださった方、
本当にありがとうございました!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今冬のウィーンは暖かく感じていましたが、最近は雪の降る日が続いています。
ピンと澄みきった空気が気持ち良いような、やっぱり寒いような…日本の方が寒いような気もします。
1月は学期末、ピアノも、授業も、ドイツ語でのレポート提出なども盛りだくさんですが、最後までがんばります!
これまた遅ればせながら、昨年末のピアノカフェショパンでのクリスマスコンサートに
いらしてくださった方、本当にありがとうございました!
3年ぶりの日本でのクリスマス、懐かしい気持ちで、楽しく演奏させて頂きました。
ウィーンから持ち帰ったクリスマスグッズも好評で、よかったです。
演奏後、ウィーンのお土産のキャンドルとともに
(赤いキャンドルは、アドベントクランツというものでクリスマスの4週間前の日曜日から一本ずつ灯していきます。
他のふたつは、レッスンをしたドイツ人の男の子から、もうひとつは伴奏をしたドイツのおばさまからのクリスマス
プレゼントです!)
改めて、支えてくださるみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、オーナーの岡さん、お写真を撮ってくださったり、この留学記を更新してくださったり、
…いろいろな方にたくさん支えていただいているからこそ、演奏出来るのだと実感しています。
感謝の気持ちを力に替えて、これからもみなさまと素敵な音楽の時間を共有できるよう、努力し続けたいと
思います。
新年初の日本での演奏会は、和光大学ポプリホール鶴川でのリサイタル!
盛りだくさんの内容ですが、様々な音楽の魅力を楽しんでいただけたら、と思っております。
今回は写真をちょっとだけ。
一枚目は、先日訪れたベルヴェデーレ宮殿の、クリムト特別展で購入したポストカード、
その名も「音楽」!
一目ぼれでした♪
そして、二枚目は本日行ってきたリヒャルト・シュトラウスのオペラ「ばらの騎士」の休憩中の幕。
ウィーン、音楽と書いてあります。そのままですね。
久しぶりに行ったら、幕が新しくなっていました。
ばらの騎士は一番好きなオペラで、毎シーズン必ず観ています。
ウィーンを代表するオペラでもあり、これまたウィーンが誇る
オットー・シェンク演出の舞台は本当に本当に美しく、
毎回心が動かされ
うるうるしてしまいます。
本日ももちろん。幸せな時間です。
音楽で、たくさんの出会いや、つながりのある、素敵な一年になるように願いを込めて。